新入社員にありがちな仕事の悩みについて

私は4月で社会人になって5年目になりますが2年目と3年目のときに仕事がうまくさばけませんでした。

そして上司との関係が悪化し、仕事ができない→怒られる→泣いてしまうという悪循環に陥ってしまいました。

その結果、3年目のときには病院の精神科に行き、適応障害と診断されました。

幸い、休職するほどではありませんでしたが、定期的に病院へ通院していました。

現在では仕事をそれなりに回すことができ、上司にもその調子で頑張ってほしいと言われるほど回復しました。

それではなぜ悪循環に陥ってしまったか振り返りたいと思います。

1年目・2年目は仕事ができなくて当然!

私の入社1年目はほとんど研修で本格的に仕事をし始めたのは入社2年目でした。

2年目になり上司も変わり本格的に仕事を進めていくようになりました。

初めは簡単な仕事でしたが、次第に業務が捌けなくなり上司との関係も悪くなりはじめました。

基本的にルーティーン業務が少なく、どれも初めてやる仕事だったので時間がかかっていました。

上司にも相談したりしましたが自分で考えるように言われ、時間が経つだけで仕事が進まないことが多々ありました。

その結果、「なんでやっていないんだ!」と叱られるようになってきました。

そのとき私はやらないといけないとは認識していましたが、なぜ自分がその仕事をしていないのか自分でもわかりませんでした。

3年目になってもうまくいかなかった!

3年目になって部署移動し、上司も変わりましたがうまくいきませんでした。

3年目になりましたが仕事内容自体は初めてなのでわからないことも多く、思ったように仕事が進みませんでした。

毎朝上司と打ち合わせしますが時間が経つだけで仕事の困りごとに関して解決することはありませんでした。

次第になにもかもどうでもよくなってきました。

EAPに相談してみた!

会社でEAPというものがあること知りました。

仕事の困りごとやプライベートの困りごとについてなんでも相談していいということだったので一度相談に乗ってもらうことにしました。

仕事がうまくいかなかったり、上司の言われたことができないなど相談しました。

会社の産業医にも相談して精神科を紹介してもらいました。

精神科では発達障害の検査やお医者さんの診断をしてもらいました。

検査結果はアスペルガー症候群の可能性があることと適応障害になっていると診断されました。

お医者さんからは適応障害で休職しても今自分が置かれている環境を変えないと、また適応障害になってしまうので環境を変えましょうと言われました。

そう簡単に環境は変えれないので、まずは自分の仕事の進め方を見直してみることにしました。

仕事のやり方を考えてみた!

今まで写真のような手帳を使用しており、やることやメモをその週のところに記入して管理していました。

しかし、その週に書いた内容を次の週に見るときは前のページに戻らないと確認できません。

次第に手がついていない仕事は前のページに溜まってしまいます。

そうすると手帳をさかのぼることが多くない仕事の抜け漏れが発生してしまいます。

そこに気が付きExcelでやることリストを作ることにしました。

  • 仕事の内容
  • 期日
  • チェック用の□

上記の内容を1枚のシートに記入し、毎日更新して管理するようにしました。

使い方としては、

  1. 仕事の内容と納期を記入(メモなどは一度手帳に書いてもかまいません)
  2. 1日の終わりに仕事の進み具合を確認し、一度すべてExcelに記入(終わった仕事は記入しなくてもいいです)
  3. 終わった仕事はグレーの塗りつぶしなどで色を変えておく
  4. 翌日の朝に前日のリストのシートをコピーする
  5. グレーの塗りつぶしのセルは削除する
  6. 整理したら印刷して手帳と一緒に持っておく(デスクワークの人は印刷しなくてもいいかも)

このやり方で私は仕事の抜け漏れがほぼ無くなりました。

上の上司の方から仕事の一覧を作ってみてはどうかと言われたのがきっかけで作ってみました。

人によってやりやすさなど違うと思うので、使いやすいようにアレンジしてもいいと思います。

ポイントは1枚で管理することです。2枚にしてしまうとめくらないといけなくなるので手帳でいう前のページを見ることと同じになってしまいます。なので私は文字が小さくなっても1枚で使い続けるようにしました。

仕事でも明るくなった!

現在、5年目になりましたが、以前に比べて職場の人たちから明るくなったねと言われるようになりました。また、仕事の抜け漏れもほぼ無くなり上司からその調子で頑張ってほしいと言われるようになりました。

今振り返ると上司との相性もあると思います。

2、3年目のときの上司はしかるだけで解決策を一緒に考えてくれませんでした。

自分で考えることも大事だと思いますが、ある程度のタイミングで上司も一緒になって問題解決に動くべきだと思います。

部下を否定することで仕事が良いように進むとは思えません。

現在の上司は私の提案に対してそのままやってみようとか、こうしたほうがもっと良くなるんじゃないかとか意見も言ってくれます。

自分の意見を出すのは簡単ではありませんが、自分が考えたことを肯定されるとやる気が出ると思います。

最後に

部下は上司を選べません。上司も部下を選べません。

相性が悪い上司と一緒になっても、頑張らないといけません。

ただ、自分自身が壊れるまで我慢してはいけません。

同期や先輩、親や兄弟でも相談できる人を見つけてください。

特に同期は同じような悩みを持っていると思います。私の同期も同じような悩みを持っていました。

もし困ったらEAPや病院に相談に行くのもいいかもしれません。EAPのリンクを貼っておきます。

ジャパンEAPシステムズ
ジャパンEAPシステムズ(JES)は、1970年代から公的機関や企業の産業EAPスタッフや人事担当者との連携によって従業員を早期に医療につなげる活動から始まっており、30年以上にわたりノウハウと実績を蓄積してまいりました。

私も何回か支社に訪れて相談に乗ってもらったりしました。

メールでのやり取りもしてくれました。

長くなりましたが、最初からできなくて当たり前です。できる人がすごいだけです。

世の中には同じような悩みを持っている人がいるので、自分だけじゃないことを忘れず頑張ってください。

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